貸会議室は多様化する研修開催に適したフレキシブルスペース

貸会議室は多様化する研修開催に適したフレキシブルスペース

セミナーや研修の形が多様化している昨今ですが、多くの会社では、これらのセミナーや研修を利用し、社員教育やスキルアップに役立てようとしています。これまでは社内研修として、講師を招いて社内で行うことの多かった研修ですが、人材教育を外部の研修で行おうという企業がひじょうに増えています。





 

貸会議室で研修を行う利点





2000年代後半以降、リーマンショックや自然災害などの影響もあり、多くの企業がコスト削減、無駄削減の方向に動いています。特に会議室など、常時稼働していないスペースは、多くの会社が削減していて、会議室使用の効率化、そして貸会議室やレンタルスペースなど、外部のスペースを活用するようになりました。

貸会議室は、企業がコスト削減に動くと同時にその数を増やし、現在も増え続けています。それというのも貸会議室は、東京や横浜、大阪や名古屋といった大都市の中心エリアに、企業のコスト削減により数の増えた、オフィスビルの遊休スペースを活用したものだったからです。

現在、貸会議室の中には独自のビルを構えて営業しているところもあるほど、成長を見せているビジネスです。一般的には「会議室」の名が示すとおり「会議」に使われますが、貸会議室の使途は多彩。会議のほかには「セミナー」「資格試験」「入社試験」などから「宴会」などのプライベートなパーティーまで、さまざまなスタイルで利用されています。

 

豊富なチョイス


貸会議室には、こうした事情から、さまざまな部屋が用意されています。基本的には会議のためのスペースなので、会議に必要な備品は無償、もしくは有償で使用することができます。即ち、研修で必要な備品はすべてそろっています。もちろん、レンタルの備品は使用せずに自ら持ち込むことも可能です。大量に資料を用意しなければならないケースもあると思いますが、貸会議室なら、こうした資料の事前預かりにも対応してくれます。
 

レイアウト変更


また、研修の場合、イスやテーブルの配置にも気を遣うところですが、貸会議室なら、このようなレイアウト変更にも対応可能です。ただ、このレイアウト変更については、自ら原状回復しなければならない貸会議室もあるので注意が必要です。
 

ケータリングサービス


研修やセミナーは、午前中から夕方までのロングランになることも多いと思いますが、こんな時に便利なサービスが、貸会議室が提供しているケータリングサービスです。通常は外部のケータリング業者と提携して、ランチや軽食、お茶菓子などを届けてもらうことができます。また、ケータリングサービスを利用すれば、研修後に同じ会場で親睦パーティーを開くことも可能。そんなフレキシブルな活用方法ができるのも、貸会議室で研修を行う利点と言って良いでしょう。






 

研修の形





 

講師派遣型研修


研修には大きく分けて二つの形があります。ひとつは講師派遣型の企業研修。講師派遣型の企業研修は、トピック専門の講師を企業に派遣して行う研修です。通常は企業内の施設で行いますが、企業側で貸会議室などのスペースを確保し行うこともできます。講師派遣型研修の利点は、研修の内容をカスタマイズして行うことができること。同業であっても、企業の中身はそれぞれ違うもの。企業の実情に合わせた研修ができるのは、講師派遣型研修の大きな利点です。
 

公開型研修


その他によく行われているのが公開型の研修です。公開型研修の出席者は、さまざまな企業からの受講者で構成されます。公開型研修は、貸会議室などのレンタルスペースでよく開催されますが、参加者が多岐にわたることは、普段は味わえない新鮮な経験になります。また、新しい交流が生まれる機会となるでしょう。






 

研修の種類






社員研修は近年、多様化が進んでいます。ビジネスそのもののスキルを向上させることを目的にしているものばかりではなく、将来を見据えたリーダー育成やダイバーシティ推進など、いくつかの分野がさらに細分化され、スキルアップや働く環境の向上につながることが期待されます。

スキルアップ研修


スキルアップ研修は、年代や役職により、カスタマイズされた研修になります。新入社員は、新入社員として身につけるべきことがたくさんあります。管理職や経営陣にもそれぞれスキルアップは必要とされます。
 

新入社員向け研修

ビジネスマナー


新入社員が最初に身につけるべき事柄。それはビジネスにおけるマナーでしょう。この研修では、社会人に求められる「挨拶」「言葉遣い」「名刺交換」などの基本的マナーを身につけることが主眼とされています。ビジネスマナーを身につけることは、これまでの学生的な思考を、顧客第一の思考へと変える、社会人としてのファーストステップになります。
 

中堅ビジネスマン向け研修

マーケティング


マーケティングは、実際にマーケティングと関わる部署でなかったとしても、役に立つ考え方です。中堅ビジネスマンにとって、マーケティングという戦略的、そして創造的な発想法を身につけることは、企業の今後の成長に欠かせないことです。

他の参加者とともにワークショップなどを通し共同作業を行い、実際に戦略立案するなど、実践的な内容のマーケティング研修は、社員を派遣する企業にとってもひじょうに有意義なものになるでしょう。ワークショップ型の研修も、フレキシブルさが売りの貸会議室ならば、ストレスを感じること無く、スムースに開催することができるでしょう。

 

管理職向け研修

人材育成


管理職の大きな仕事は、人材を育成することです。管理職についているということは、部下に対し命令する立場にあるということです。また、部下が自ら行動を起こすように差し向けることも、上に立つもののテクニックだと言えるでしょう。管理職の人間が身につけるべき重要なポイントとリーダーシップについて、あらためてチェックする機会にもなります。
 

キャリア支援


キャリアを開発するための支援プログラムも、さまざまなものが開催されています。職場におけるポジションというよりは、年代により「キャリアの構築」や「やる気の持ち方」にフォーカスした研修となります。
 

中堅層向けのモチベーション向上研修


30歳から40代半ばの中堅層は、仕事に対する「やる気=モチベーション」が停滞気味になりがちな年代です。この「やる気」を向上させ、真のリーダーへの道のりをつけるのが中堅層向けのモチベーション向上研修の役割となります。上司からの期待が大きい人材のための研修と言えるでしょう。






 

貸会議室ならどんなタイプの研修にもマッチ






企業研修やセミナーの多様化は、貸会議室やレンタルスペースの進化にもつながっています。登場当初は、ほぼ会議での利用が想定されていた貸会議室ですが、現在は、特にセミナーや研修で利用価値が高くなっています。

研修担当者としては、自社スペースを使う必要が無いこともあり、外部に人材を派遣する、公開型の研修が好まれているようです。公開型の研修を主催する側も、参加者の数や研修のスタイルに応じて、幅広い選択肢の中から会場をチョイスできるため、貸会議室をセミナールームとして活用することが多くなっています。

テーブルなどの備品や、オーディオビジュアル機器もそろい、さらにはケータリングサービスを利用できることで、半日程度の短い研修から、数日にわたる長い研修まで、飲食物の確保にも手間がかかりません。大都市主要駅から徒歩でアクセス可能な会場がほとんどのため、出席者の利便性を考えても、貸会議室はファーストチョイスとなるでしょう。


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